常総市の子ども達を守る会

放射能から子どもを守ろう!

2017-06

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野呂美加さんのお話会を終えて 

「野呂美加さんのお話会」が無事終了いたしました。お忙しい中ご参加下さりありがとうございました。私たちにとって初めてのイベントであり、どのくらい集まっていただけるのかとても心配でしたが、当日は沢山のみなさんに来ていただきホッとしました。

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 <2011.11.26 野呂美加さんお話会の様子>

実際にお会いした野呂さんは、とても気さくで優しい方でした。当日の打ち合わせの時「今日は一歩踏み込んだ内容にしようと考えています」といきなり言われちょっと驚きましたが、茨城の県南地域はホットスポットも多く放射能に対し意識の高い方が多いだろうと考えて、配慮してくださったようです。確かに今までにYou Tube等で拝見した野呂さんの講演とひと味違いヘビーな内容でした。また別の講演の為来日されたベラルーシの医師、バレンチナ・スモルニコワ先生も急遽講師として参加してくださいました。スモルニコワ先生はチェルノブイリ原発事故以来ベラルーシで25年間子どもたちをずっと診療してこられた方です。(とっても笑顔が素敵な温かい先生でした)

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<中央・バレンチナ・スモルニコワ先生>

チェルノブイリの子ども達の健康被害については、少しは理解をしていたつもりでしたが、実際に現地の子ども達を診てこられた先生のお話はあまりにも衝撃的でした。特に2003年~2010年の子供の調査では年々健康な子供の割合が減り、2003年に健康な子は46.3%だったのに対し、2010年には29.6%に低下しているという報告はとてもショックでした。また、命を張って子どもやお母さんを助けていこうとする野呂さんと先生の強い信念と、深い愛情に大変感動いたしました。ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。肝心な最後の挨拶の途中、思わず涙がこみ上げてしまい、大変お粗末な挨拶となってしまい申し訳ございませんでした。


情報を鵜呑みにするのではなく、自ら学び主体的に判断し行動することの大切さ。
そして、25年経ったチェルノブイリで今尚子ども達の健康被害がでている事実を受け止め大人の責任で子ども達を守っていかなければいけないということ。
食事に気を付け規則正しい生活をすること(特にビタミン、ミネラル、アミノ酸を摂ること)
地域の人達がつながり、声をあげていくことの大切さなどを学ばせていただきました。
野呂さん、スモルニコワ先生大変貴重なお話をありがとうございました。

この問題に関しては様々な考え方、見方があると思いますが、あくまでも情報1つとして掲載させていただきたいと思います。以下、野呂さんの講演内容の概要です。※なお、順番が前後する箇所もあります。

【野呂さんの今までの活動について】
チェルノブイリからほど180キロメートル離れたベラルーシの子供たちを身体から放射能を抜くために、日本に保養させる活動を19年間行ってきたこと。

【チェルノブイリ事故後のベラルーシで起こったことと、現在の福島県で放射線量】
■ベラルーシのある村はチェルノブイリより180キロメートル離れているにも関わらず、事故から6年後、目がかすんで字が読めない子供たちが急増し、政府が村人全員を強制移住させ、同時に立ち入り禁止区域に指定した。ちなみにその村の放射線数値は0.41マイクロシーベルト。
※ちなみに0.4~0.5マイクロシーベルトを超えた村は、ベラルーシでは廃村とされる。(バレンチナ・スモルニコワ先生談)

■今年3月27日、日本の福島県郡山市、同様に放射線量を図ったところ、8.78マイクロシーベルトを計測し、緊急避難警報(放射線量が高すぎると、直ちにその場から離れることを警告する警報)が放射線計測器から発せられた。
※場所によっては最高では10マイクロシーベルトが超えていた。
そして恐ろしいことに、その高い放射線量が計測され、緊急避難警報がなっているすぐ横を、親子がマスクもせず自転車で通過したり、女の子が学校に向かっていったのを目の当たりにし、ベラルーシでは1マイクロシーベルトを超えた場所で人の姿は見たことがなかったため、日本の今の状況つまり政府の適切な情報提供等の対応を行わないこの状況に非常に恐ろしさを感じた。
※飯館村ではさらに高い22マイクロシーベルトを記録したとのことです。
※因みに事故前に野呂さんが計測したところ茨城県では0.039マイクロシーベルト

【今日本で起こっている事実】
■ベラルーシはいまだに30キロ圏内は立ち入り禁止にも関わらず、日本はすでに、20キロ圏内に人を返そうとしている。このことで、若い方は悲鳴を上げているが、立ち入り禁止区域指定が解かれることで、国からの保証対象外になってしまうから、どんなに被曝が怖くて、生活をするために帰らざるをえない状況になっている。

■東北のある地域では、放射能問題に声を上げるお母さんに対する圧力がものすごく強くなっており、給食問題なんて全く言えない雰囲気にさらされている。

■現在、日本の子供達をイタリアに福島の子供達を保養に出す活動をしているが、その中で、イタリアの里親の方にこのようなことを言われた 「あの優秀な日本人が、放射能検査をしない食べ物を子供たちに食べさせるなんて考えられない。そんな日本に子供たち(日本から保養に来ている子供たち)をかえしたくない」これは今の日本の対応の甘さが世界からみても異常であることを示している。

■日本のお医者さんが動いてくれない。ある医者は100ミリシーベルトを生涯受けても問題ないよ。汚染されたものを食べても問題ないよと言っている。そのせいで、そのお弟子さんたちがものを言えなくなっている。騒ぐお母さんたちに対しては「ヒステリックがお母さんたち」の一言で片づけようとする。

■肺炎を患う方が増えている。(放射能は体の抵抗力をじわじわと弱めるので、まず風邪が治りにくくなるなどの症状からでてくる。)

【今後の行動に関して、注意してもらいたいこと】
■福島レベル汚染度で、軍手で除染を行うこと絶対やってはいけない。
※実際草刈中に具合いがわるくなったお年寄りがたくさんでている。

■放射性物質を吸着した葉っぱが今、枯葉となって落ちてきている。絶対子供たちにさわらせてはいけない。

■薪や、枯葉などは燃やすと放射性物質をまき散らす結果となってしまうため、避けるべき。

■ビタミン、ミネラル、アミノ酸が重要。放射線が壊した遺伝子を修復できる。果物が一番ビタミンミネラルがあり、修復酵素もあるので摂取すべき。

■ドイツやベラルーシの科学者の研究の結果、保養期間をとれば、放射能が体内からでていくことはわかってきている。成長期が終わる前に、保養をさせることでしっかり子供たちから放射能を抜いてあげなくてはならない。しかし、これは個人レベルで個々にやっているとお金のある人とない人で保養ができる人できない人ができてしまう。なんとか制度として構築していかなくてはならない。
※あれだけ科学的に一度体内に入った放射性物質は出ていかないと断言した日本の科学者は、日本で事故が起きたあとは、手のひらを返すように今度は、体内に入った放射性物質は体内から出ていくと主張しだしている。いったいなにがどれだけ放射能をだすことが大変で、だれだけの期間がかかるのかわかりもせずに、100日たったら出ていくと言っている科学者もいるが、何を根拠に言っているのか。

■日本の子供たちは、事故からもう半年以上経っており、すでに食べ物の注意だけではなく、保養が必要な段階に入っている。早急な対応が必要である。

■受けとめたくないし、耳をふさぎたいが、今放射性物質が日本にまき散らされてしまった現実を受け止めなくてはならない。これは間接的であるにせよ、大人が選挙を通じて国会議員、知事などを選出し、この国のエネルギー政策を決定してきてしまったことに対する責任であり、子供達には全く責任はない。
絶対に事故の前に戻ることはできないし、これから厳しく長い戦いが続くことになる。チェルノブイリ事故後25年経った今でもまだ終わっていない。

【自らの活動を通じて感じたこと】
■19年前、自分も3歳の子の親であったことから、自分がベラルーシの母親なら子供たちに安全な環境で安全なものを食べさせたいと思うと考え活動を始めた。
活動を始める前は、多くの人から活動内容について好意的に受け止められると予想していたが現実は違い反対ばかりだった。理由は「航空運賃がもったいない」などという理由だった。
さらに、当時のすべての科学者が科学的に、一度入った放射性物質は身体から出て行かないから、保養しても無駄だとも言われた。でも自分は納得できなかった。

■ある日、茨城県の劇団曼珠沙華の方が、ベラルーシの子供たちに講演したいと申しでてくれた。野呂さんは、茨城からわざわざ来てもらっても費用も負担できないし、子供たちの中には失礼な行動をとる子が現れるかもしれない旨を伝えた。
その時に座長さんから言われたことが「たった一人の子供でも喜んでくれたらそれでいい」
だった。 たった一人でも喜んでくれたらいいっていうのは、じつは極めて非効率。でも人の助けるってそうゆうものなんだよなと実感した。「非効率だからやらない」「お金がもったいない」ではなくて、自分たちがなにをしてあげられるかが重要とわかった。効率性はその次の話。それがわかった時、よく見てみると、活動を批判する人は募金もしないし、実際子供たちのために行動しない人ばかりだった。

そして思ったことが、
「効率性を極度に求めた救援なんてない。」
「人を助ける上で大切なのは、経済合理性よりも極めて非効率な愛である。」
「自分たちがやるべきことをやっていこう」 という結論だった。

■一人では世の中の批判的な人たちに耐えられない。コミュニティーを作るなどして、みんなで行動していくことが大切である


(続く)

コメント:

講演会の報告ありがとう御座いました。ところどころ聞き逃していたので、ありがたいです。また、企画してくださった、常総市の会のかたには本当に感謝しています。おつかれさまでした。
野呂さんの活動にはいろいろな意見があるようですが、私は野呂さんが不器用に見えながらも実際に体験し、子供と触れ合い、触れ合うことで子供たちを癒やしていく活動を素晴らしいと思います。人は人に癒されると思います。ニコワ先生も医者が逃げてしまったあとも、そこにとどまり、未知の放射能と、それによる子供たちや住民と向き合っていくことは想像以上に大変なことだと思います。
ニコワ先生のお話は私たちの未来の話。放射能は見えないからと見ないふりせず、肝を据えて向き合っていく態度が本当に必要だと思いました。
野呂さん、ニコワ先生にもご自愛くださいますようお祈りいたします。

はるみさん お話会に参加くださってありがとうございます!
また労いの言葉とても嬉しく思います。

野呂さんの活動については、賛否が分かれるところですが
様々なバッシングに屈することなく、信念を貫く姿は本当
に立派ですよね。

おっしゃる通り、ニコワ先生の話を未来からの言葉と受け止め
二度と同じ過ちを繰り返してはいけないと思います。その為にも
肝を据えて未知の放射能と向き合っていかなければいけませんね。
お互い頑張りましょう♪


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